配送について

ネット通販で商品を購入した場合は宅配業者が荷物を配達してくれます。ネット通販では主にヤマト運輸、佐川急便、日本郵便が使われます。

宅配業者

国土交通省が発表する資料(令和元年度 宅配便等取扱個数の調査及び集計方法)では

宅配業者 シェア
ヤマト運輸 42.0%
佐川急便 29.3%
日本郵便 22.7%
福山通運 3.2%
西濃運輸 2.6%
その他 0.2%
令和元年度 宅配便等取扱個数の調査及び集計方法

とヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社で約93%と圧倒的です。

ヤマト運輸

クロネコヤマトの宅急便でおなじみのヤマト運輸です。日本で最もシェアが大きい宅配業者です。1919年(大正8年)創立と歴史の長い会社でもあります。

佐川急便

1957年(昭和32年)創業の会社で京都に本社があります。「飛脚宅配便」というサービスで飛脚のキャラがおなじみです。

日本郵便

誰もが知っている「郵便局」の日本郵便です。2007年に民営化されました。定形外郵便、クリックポストなどメール便系は便利です。

その他

西濃運輸、福山通運はいずれも主に会社間の取引を主にしています。あまり個人のネット通販では目にすることはありませんが、家具など大きい商品の場合使われることもあります。

また海外発送の場合、UPS・DHLなどの海外の宅配業者によって届けられることもあります。

配送の種類

宅配便

ネット通販で買い物をすると、多くの場合は箱に入って宅配便として送られてきます。宅配業者が荷物を受取人に渡し、引き換えにサインをもらいます。追跡が可能で、購入時にショップから伝えられる追跡番号で、現在どこに荷物があるのか確認できます。

保証があるので、配送時の破損など明らかに宅配会社の過失の場合は対応してもらえます。

サイズや距離に応じて料金が違うのが基本ですが、店舗によっては全国一律料金のところもあります。

メール便

※ここでは郵便受付箱等に投函する宅配サービスを、メール便と呼びます。

届けられた荷物は、手渡しでなくポストに投函されます。ポストに入れられるため、本やCDのように厚さがあまりないものに限られます。クリックポストやゆうパケットのように追跡可能なものもありますが、追跡ができないものも多いです。

宅配便に比較して送料はかなり安めですが

  • 配達が遅い
  • 追跡ができない
  • 保証がない

などのデメリットがあります。

中に入っていたものが壊れていたり、荷物が届かなかったりしても泣き寝入りになります。そのため、トラブルを恐れてメール便を利用できないお店もあります。

配送先

自宅

通常は自宅に配送してもらいます。不在の時は、宅配ボックスがあればそちらに入れられることもあります。

コンビニ

近くのコンビニに配達してもらい、そこまで自分で取りに行きます。宅配会社と提携しているコンビニに配送してもらえます。留守がちで宅配ボックスもない、といった場合に便利です。

モールや店舗、商品によってはできないこともあります。

営業所留め

宅配会社の営業所に配達してもらい、そこまで自分で取りに行きます。何らかの理由で、自宅に配達してもらいたくない場合などに使えます。

モールや店舗、商品によってはできないこともあります。